長期臥床患者では全身麻酔後に肺血栓塞栓症を起こしやすい。このリスクを判断するための検査項目はどれか。1つ選べ。
正解!
不正解 答え 4
1→CKは骨格筋や心筋が障害を受けた際に血中に流出する酵素である。
2→PTは外因系凝固因子の検査項目である。
3→CRPは炎症の程度を確認する項目である。
4→D ダイマーはフィブリン形成後の分解産物であり、血栓の存在を示す。深部静脈血栓症の診断に用いられる。
5→心筋トロポニン Tは心筋の筋原線維を構成するタンパクの一部である。心筋損傷の指標になるが、血栓の診断にはならない。