小児の全身疾患と口腔の特徴の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
正解!
不正解 答え 1・3
1→クレチン病は甲状腺機能低下症である。巨舌、臍ヘルニア、精神発達障害、発育障害が生じる。
2→Down症候群では乳歯早期脱落は生じない。乳歯の早期脱落は低ホスファターゼ症やPapillon-Lefèvre症候群で生じる。
3→骨形成不全症では象牙質の低石灰化、歯髄腔の狭窄や歯根の発育不全などが生じる。
4→先天性表皮水疱症ではエナメル質形成不全症を生じる。
5→鎖骨頭蓋骨異形成症は常染色体優性遺伝である。乳歯晩期残存、永久歯の萌出遅延、過剰歯、多数歯埋伏がみられる。