67歳の男性。下顎右側第一大臼歯の激痛を主訴として来院した。疼痛は1週前から続いているという。抜髄を行うこととした。術中の口腔内写真を示す。 次に行う処置はどれか。1つ選べ。
正解!
不正解 答え 2
1→髄腔開拡中に出血が多い場合には止血を行う場合もあるが、今回の所見ではそのようには見えない。
2→写真では髄腔開拡中の所見である。出血部位は根管口と思われ、出血も多くないので通法通りに抜髄を行う。
3→髄腔開拡中であり根管口の明示も行っていないので、根管長の測定や根管の拡大・形成はまだ早い。
4→解説3参照。
5→髄床底穿孔した所見ではなく、閉鎖の必要性はない。