骨形成線維腫に対し下顎区域切除術を行うこととした。初診時のエックス線画像 (別冊No.6)を別に示す。 切除時に下顎骨から剥離するのはどれか。2つ選べ。
正解!
不正解 答え 1・2
1→エックス線画像から左側顎角部から骨体部の明瞭なすりガラス状所見を認める。この部位に付着する筋は咬筋と顎舌骨筋である。
2→解説2参照。
3→顎二腹筋は下顎前歯部の後面下端に付着するため切除部位外である。
4→外側翼突筋は関節突起に停止するため切除部位外である。
5→オトガイ舌骨筋は下顎骨体正中部後面から起始するため切除部位外である。