1歳の男児。歯の変色を主訴として来院した。萌出時にはみられなかったという。初診時の口腔内写真(別冊No.6)を別に示す。 原因として考えられるのはどれか。1つ選べ。
正解!
不正解 答え 5
1→遺伝の場合には萌出時に変色が認められる。
2→外傷であれば1、2本に限局されるが、本症例は萌出している4前歯に全て変色がある。
3→吸指癖で変色は起こる可能性は低い。
4→フッ化物歯面塗布では脱灰しない。
5→4前歯の唇側が脱灰している所見である。哺乳瓶による糖質含有飲料の摂取が最も考えられる。