8歳の女児。前歯の咬み合わせがずれていることを主訴として来院した。初診時の顔面写真と口腔内写真を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。適切な矯正装置はどれか。2つ選べ。
正解!
不正解 答え 2・4
1→SNB角が平均のためチンキャップ装着の必要はない。
2→口腔内所見から前歯部の反対咬合と早期接触がある。早期の被蓋改善のためアクチバトール使用が望ましい。
3→口唇癖を疑う所見がなくリップバンパーを使用する必要はない。
4→セファロ分析からFH平面に対する上顎中切歯歯軸傾斜角が小さい。リンガルアーチを用いて前歯部唇側移動を行う必要がある。
5→SNA角が平均のため上顎前方牽引装置を使用する必要はない。