下顎レベルのCT、MRI T1 強調像およびT2 強調像を別に示す。右側頸部の病変で考えられるのはどれか。1つ選べ。
正解!
不正解 答え 1
1→CT像で低密度像、T2強調像では高信号を示すので嚢胞性疾患が疑われる。鰓嚢胞は胸鎖乳突筋と頸部の脈管の間に発症し最も疑われる。
2→脂肪腫は皮下脂肪と同等の像が示されるため否定的である。
3→線維種はCTでは筋肉と同等の画像を示す。
4→多形腺腫は唾液腺の存在部位が好発部位になり、今回の部位と異なる。
5→甲状舌管嚢胞は下顎正中部下方、舌骨周囲に発症する。部位が異なる。