第111回歯科医師国家試験 B58

1→電撃様の痛みがあり、痛みは持続せず三叉神経痛の可能性が高い。眼窩下孔はバレーの圧痛点となり診断に用いる。

2→ビタミンB12は神経賦活薬である。三叉神経痛には有効ではない。

3→星状神経節ブロックは顔面神経麻痺の治療で行われる。三叉神経痛には有効ではない。

4→カルバマゼピンは三叉神経痛に有効である。投与後に症状改善があれば三叉神経痛と診断できる。

5→眼窩下孔のアルコールブロックは有効でない。遮断効果が年単位で続く可能性もあり避けるべきである。