7歳時のターミナルプレーンは両側垂直型であったが、12歳時での第一大臼歯の咬合関係は両側とも Angle Ⅰ級となった。 この変化に関与したのはどれか。2つ選べ。
正解!
不正解 答え 4・5
1→乳犬歯の咬耗が咬合関係に寄与することはない。
2→顎間空隙は無歯期における顎堤の間の空隙である。第一大臼歯の咬合関係には関係がない。
3→二次空隙は乳切歯間の空隙であり第一大臼歯の咬合には関与しない。
4→霊長空隙が閉鎖することにより乳臼歯が近心移動し、第一大臼歯の近心移動を促す。第一大臼歯の咬合関係に関わる。
5→リーウェイスペースにより下顎の第一大臼歯が近心移動量が大きく、AngleⅠ級の咬合関係になったと考えられる。