第110回歯科医師国家試験 A115

1→骨肉腫では画像のように内容液を貯留する所見は認めない。

2→軟骨腫では内容液を貯留する所見は認めない。

3→含歯性囊胞は埋伏歯の歯冠を含む透過像を認める。病変は埋伏歯の歯冠方向ではなく反対方向に進展しているので、エナメル上皮腫の可能性が高い。

4→エナメル上皮腫では内容液が貯留するとT2強調像で高信号を示す。

5→線維性異形成症ではすりガラス状の不透過像として確認できる。今回の所見のように境界明瞭な透過像は認めない。