麻酔導入における喉頭展開時の写真を別に示す。全身麻酔後に矢印の部分の運動が障害され、嗄声が認められた。 本症例の診断として最も適切なのはどれか。1つ選べ。
正解!
不正解 答え 4
1→扁桃炎で嗄声が起こることはない。
2→顔面神経麻痺で声帯の動きが障害されることはない。
3→舌咽神経麻痺で声帯の動きが障害されることはない。
4→嗄声は迷走神経の枝の反回神経麻痺による。声帯の動きは反回神経に支配されている。
5→ホルネル症候群は瞳孔縮小、眼瞼下垂、眼球陥凹などを主徴とする。交感神経の障害や星状神経節ブロックで見られる。