1→組織間にタンパク質や水分が過剰に溜まり浮腫が起こる。
2→毛細血管内圧が上昇することにより、間質に水分が染み出し浮腫が生じる。
3→毛細血管の透過性が亢進すると浮腫が起こる。血管透過性が亢進すると間質へアルブミンが遊出し毛細血管膠質浸透圧低下をきたすため浮腫は増強する。
4→血漿膠質浸透圧の低下は血漿と組織液のたんぱく濃度の差が小さくなるので、組織から血漿に移動する水分も減少し浮腫が起きる。
5→組織液膠質浸透圧の低下では浮腫は起こらない。毛細血管内から間質への体液移動を促進する方
向に働く力が大きくなると浮腫が生じる。