令和3年度（第115回）歯科医師国家試験問題｜午後1問〜午後20問

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令和3年度（第115回）

第115回国家試験 B31

58歳の女性。右側での咀嚼困難を主訴として来院した。診察の結果、上顎右側にインプラント義歯による補綴装置を製作することとした。
インプラント上部構造製作のための印象採得を行った。口腔内から撤去した印象体の写真（別冊No.10A、B）を別に示す。
次に行う処置はどれか。1つ選べ。

印象材の重合促進
歯肉形態の再現性向上
着脱時の平行性の確認
印象用コーピングの形態修正
印象用コーピングの位置関係の再現性向上

第115回国家試験 B32

58歳の女性。右側での咀嚼困難を主訴として来院した。診察の結果、上顎右側にインプラント義歯による補綴装置を製作することとした。
インプラント上部構造製作のための印象採得を行った。口腔内から撤去した印象体の写真（別冊No. 10A、B ）を別に示す。
次に行う処置はどれか。１つ選べ。

第115回国家試験 B33

PAR Indexを用いて行うのはどれか。2つ選べ。

顔面非対称の評価
審美感覚の数値化
矯正歯科治療の成果の判定
不正咬合の重症度の数値化
上下顎骨の近遠心的関係の評価

第115回国家試験 B34

末梢神経の髄鞘を形成する細胞はどれか。1つ選べ。

第115回国家試験 B35

39歳の男性。上顎左側第二小臼歯の違和感を主訴として来院した。1年前から時々自覚していたがそのままにしていたという。歯髄電気診に生活反応を示した。初診時に異なる方向から撮影したエックス線画像（別冊No.11）を別に示す。
適切な対応はどれか。1つ選べ。

第115回国家試験 B36

下顎第一大臼歯に部分被覆冠を装着することとした。口腔内スキャナーを使用し、上下顎歯列印象採得後に行った治療過程のコンピュータ画面上の画像（別冊No.12）を別に示す。
この過程で撮影したのはどれか。1つ選べ。

第115回国家試験 B37

32歳の女性。上顎前歯部の空隙による審美不良を主訴として来院した。転居予定があり、本日中の審美的改善を希望している。初診時の口腔内写真（別冊No.13A）とエックス線画像（別冊No.13B）を別に示す。
2」に対する適切な処置はどれか。1つ選べ。

陶材焼付冠の装着
レジンコーティング
硬質レジン前装冠の装着
コンポジットレジン修復
ジルコニアクラウンの装着

第115回国家試験 B38

上顎左側第二大臼歯にある装置を付与した義歯の写真（別冊No.14A）と装着時の
口腔内写真（別冊No.14B）を別に示す。
この装置の目的はどれか。2つ選べ。

第115回国家試験 B39

医療計画で正しいのはどれか。2つ選べ。

医療圏を設定する。
市町村が策定する。
健康増進法で規定されている。
適正な感染症病床数を定める。
公的医療保険制度の維持を目的とする。

第115回国家試験 B40

生理的年齢の評価に用いるのはどれか。3つ選べ。

第115回国家試験 B41

1型糖尿病の特徴はどれか。2つ選べ。

易感染性である。
家族性の発症が多い。
肥満者の発症が多い。
呼吸性アシドーシスが頻発する。
インスリン自己注射が必要である。

第115回国家試験 B42

23歳の男性。下顎の前突感を主訴として来院した。診断をした結果、外科的矯正治療を行うこととした。初診時の顔面写真（別冊No.15A）、口腔内写真（別冊No.15B）及びエックス線画像（別冊No.15C）を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。
抜歯部位（智歯を除く）と顎矯正手術の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。